▪️ Tour of  WEROAD   episode 27▪️

 

 

植田さんは、壁をじっくりと眺め、目を細め、しばらくすると、手に持ったパレットの上で色をいくつか混ぜ合わせます。

 

 

すると、いとも簡単に新たな色が生まれるのです。

いつ見ても、その色の出現の仕方に驚いてしまいます。

まさに感覚的に出現した色が、必要な場所にまさに必然であったかのように塗られていくのです。

 

 

植田さんはハケについた絵の具を拭うのに服を使うので、服は絵の具だらけになっています。

それがたくさん色を使った勲章でもあります。

 

 

ウイロード の壁を見ても、パレットを見ても、植田さんの服を見ても、色たちが躍動しています。

 

 

ただ色たちを混ぜているように見えるのですが、どこを見ても美術作品のように見えるのが不思議です。

 

 

 

 

 

 

* ウイ・ロード内部のイメージは、77mある全長が5区画に分けられている構造に着目し、古代中国に端を発する自然哲学思想である五行思想になぞらえて、各区画を「木」「火」「土」「金」「水」のセクションに振り分けています。

*五行説は、この5つの要素が相互に関係し、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環するという考えが基盤になっています。−参照wikipedia五行思想より。

 

 

 

文 中村晃士