▪️ Tour of  WEROAD   episode 26▪️

 

ウイロードを通ってみるとわかりまが、同じコンクリートの壁でも北側と南側で違います。

ごつごつと含まれた石の分量が多い北側に比べ、南側は石はあっても少量で、どちらかというとすべすべした肌触りの壁です。

 

 

 

なので、この南側の壁に絵を施していく作業は以前の北側のときとも違ってきます。

 

 

壁と向き合い、静かに色を重ねていく植田志保さん。

 

 

柔らかい色が少しずつ灰色の壁に命を吹き込んでいくようです。

 

 

絵の具は時には壁にとどまり、時には重力のままに垂れます。

 

 

池袋の喧騒の中、雑司ヶ谷隧道に色が満ちていくのがとてもすてきな営みに感じられます。

 

 

 

 

 

* ウイ・ロード内部のイメージは、77mある全長が5区画に分けられている構造に着目し、古代中国に端を発する自然哲学思想である五行思想になぞらえて、各区画を「木」「火」「土」「金」「水」のセクションに振り分けています。

*五行説は、この5つの要素が相互に関係し、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環するという考えが基盤になっています。−参照wikipedia五行思想より。

 

 

 

文 中村晃士